全国各地の自然観察施設に食性データベースのポスターを掲示していただき、調査参加を募っています。上の「食性記録を入力する」のところから2月以降に入力された情報のうち、参加施設やその周辺からの記録を、「施設からの報告」として下に抽出して表示しています(3月から更新予定)。参加中の施設はこちら↓↓
4階の映像展示室で、高性能なライブカメラで撮影した映像を使った来館者向けの案内を毎日11:30と14:30に流しています。また、ライブカメラを誰でも自由に操作できる時間帯も設定されています。屋上からの大展望もおすすめ。福島潟ではオオヒシクイが数多く越冬し、ねぐらとして利用しています。オオヒシクイがヒシの実を食べる様子を観察することができます。オオヒシクイはヒシの実を嘴で咥えてくるくると回して、トゲを落としてから飲み込むことが多いそうで、採餌の一手間もゆっくり観察してみてください! 公式ホームページはこちら
坂網猟でも有名な片野鴨池には、ヒシクイやマガン、マガモ、トモエガモなどをはじめ、たくさんの水鳥が飛来します。トモエガモは雪が降ると手前の田んぼにやってきて餌を食べる様子を近くで観察できます。観察室には6台の望遠鏡が設置されていて、遠くにいる鳥たちも気軽に観察することができます。早朝にガン類のねぐら立ちを観る早朝観察会、ねぐら入りを見る夕方の観察会も行っています。周辺では地域の農家の方の協力を得て、水鳥の餌場となるふゆみずたんぼ(あまみずたんぼ)の取り組みも実施中。水鳥を狙って現れるオオタカなどにも注目! 公式ホームページはこちら 加賀市鴨池博物館やその周辺からの報告(抜粋) ●オオバンが流れてきたミカンの皮を食べた(大聖川で) ●アオサギが水田でミミズを捕食 ●カワラヒワの群れが水田でアメリカセンダングサの種子などを食べた
大阪都心からも気軽に行ける場所ですが、森林と川、ダム湖と多様な環境があり、年間では約100種の鳥を観察することができます。ビジターセンターの周辺は林道が整備されていて、多くの人が散策に訪れます。繁殖期にはサンコウチョウやオオルリ、コマドリなども現れます。9月中旬にはタカの渡りを観察するのもおすすめです。冬には、国内で見られる鳥としては最小のキクイタダキも近くで観察できます。鳥の他に、ニホンザルやオオサンショウウオなども生息しています。自然観察会や工作教室も実施中! 公式ホームページはこちら 箕面ビジターセンターやその周辺からの報告(抜粋) ●コガラがマツの実を捕食(鉢伏山で) ●トラツグミがケバエの幼虫を捕食
2月に大規模改修が終わったばかり!3月24日までは、日本初のフィールドガイド「野鳥便覧」をつくった在野の野鳥研究家 榎本佳樹の野鳥愛 ~明治、大正、昭和、野鳥の生態研究と愛護運動にかけた生涯~ という企画展も開催中です。3月17日には企画展に関する講演会と展示解説、3月20日には当館から歩いて15分くらいのところにある大阪府で一番漁獲量の多い岸和田漁港で見られるカモメやカモの観察会も行います(要予約)。実は市内に400箇所近いため池や、国指定天然記念物の「和泉葛城山ブナ林」もある岸和田市、この機会に自然資料館ともども、ぜひごらんください。 公式ホームページはこちら きしわだ自然資料館やその周辺からの報告 ●オオバンがザリガニを捕食
山口湾全体が「渡り鳥の交差点」になっていて、公園内や周辺の干潟、ヨシ原にたくさんの渡り鳥が訪れます。園内に干潟、ヨシ原、淡水池、汽水池、樹林帯の5つの環境が整備され、鳥を中心にさまざまな生き物が生息しています。ベッコウトンボの生息地としても全国的に有名。ビジターセンターにはたくさんの望遠鏡が設置されているほか、双眼鏡の貸し出しもあり、何も持たずに訪れてもしっかり鳥を観察することができます。ビジターセンター内からも、杭にとまって魚を食べるミサゴや干潟でカニを採餌するズグロカモメ、クロツラヘラサギなどを観察できます。公園行事も多数! 公式ホームページはこちら 新光産業きらら浜自然観察公園やその周辺からの報告 ●アオジが草の種子のようなものを採餌
福岡市内からアクセス良好な油山にある施設。広々とした施設内には周辺で見られる鳥の説明や目撃情報マップなどもあり、昆虫や植物など、鳥以外の生き物についての展示も豊富。図鑑なども揃っています。周辺には明るい林内を散策できる道も整えられており、気軽に野鳥観察をすることができます。秋には片江展望台などからタカの渡りを観察するのもおすすめ!冬にはミヤマホオジロなどが地面付近で草の種などを採餌する様子も観察できます。研究者や市民ボランティアの方による調査や研究の拠点にもなっています。 公式ホームページはこちら 鳥類学大会2023で、コラボ企画として上記の自然観察施設で観察できる鳥とその採餌行動を紹介していただきました。 動画はこちらから