プロジェクト紹介
ガンカモ類の季節変化を調べる
身近なガンカモ調査
「身近なガンカモ調査」は、皆さんの家の近所の水辺や普段からガンカモ類を観察している水辺を調査地として、継続的に調査していただくというものです。個人でもグループでもご参加いただけます。
2012年秋からは調査結果をWebデータベースで入力していただくことになりました。以前からの調査員の方はExcelファイルで送付していただいて結構ですが、新しく参加される皆様には、Webデータベースでの入力をお願いいたします。
1.参加申し込みフォームで身近な調査地を登録。
2.登録した調査地で月1回以上調査。
3.Webデータベースで調査結果を登録。こちらのマニュアルをご覧下さい。
調査地と調査方法
- 調査期間 9月頃~5月頃(ガンカモの渡りが終了するまで)シーズンの途中からの参加もOKです!
- 調査地は沿岸、湖、池、河川など、ガンカモ類がやってくる場所ならどこでも構いません。
- ガンカモ類の個体数が少ない水辺でも、毎年飛来がみられるような場所は調査地としてご登録いただけます。
- 月1回以上、ガンカモ類の数を種別にカウントしてください。
- 個体数が多い場合は、概数で報告していただいても構いません。
渡り鳥飛来状況調査
渡り鳥飛来状況調査は環境省の請負事業として、バードリサーチが実施しています。
調査の対象は、ガン、カモ、ハクチョウ、オオバン、カイツブリ、サギの仲間を中心とした水鳥類で、秋から春にかけてこれらの種を月3回の頻度でカウントします。
環境省の調査目的は鳥インフルエンザの防疫対策などのために水鳥類の個体数を記録しておくことですが、バードリサーチではこの調査のデータを利用し、さらに身近なガンカモ調査のデータ等とも合わせて、水鳥類の季節変化を解明しようとしています。
環境省のホームページで、毎月3回行われるカウント調査の結果を随時更新しています。
調査結果
- カモ類の個体数変化で移動経路を推測する(バードリサーチニュース2009年4月号)
- ハクチョウとカモの飛来時期~今年はやや早めか?~(バードリサーチニュース2009年12月)
- カモ類の渡去時期は繁殖地の緯度で決まる?(バードリサーチニュース2011年9月)
- カモの個体数の季節変化~ ひと山型?それとも凸凹型? ~(バードリサーチニュース2011年12月)
- 2011/12年はコハクチョウ幼鳥率が低い年でした(調査結果報告 2012年5月)
- ハクチョウの渡りを追いかける 白鳥リアルタイム・ウォッチが始まります(バードリサーチニュース2012年11月)
- 2012/13年中間報告 今年のカモ類の数は西高東低?(バードリサーチニュース2013年2月)