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レーダーは空の一部しか観測できないので、ツバメの群が一番よく映る向きに電波を照射する必要があります。
左図はクリックで拡大します
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使用した船舶用レーダ。
(光電製作所MDC-1820)
船に取り付けるときは、このようにアンテナを水平に設置します。 |
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しかし今回の観測では、レーダーのアンテナを地面と垂直に回転させて電波を真上に照射し、上空を通過していくツバメの群を観測しました。 |
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『川の対岸から群が接近中』
『いま真上に来た、100m!』
・・・という声で上空に目をこらすと、高いところにゴマ粒のような群が見えます。
肉眼や双眼鏡で空を見ていたのでは、とても気づかないでしょう。
左図はクリックで拡大します |
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淀川の堤防の上で観察していたのですが、山の方からやってきたツバメがすぐ目の前を通過してヨシ原に飛び込んでいく姿を見ることもできました。 |